俺の嫁　（美品）

ご覧いただきありがとうございます。と、言いたいところですがあんまりじろじろ人の嫁みないでください。ここからは彼女と出会ってから今にあたるまでの思い出を書かせてもらいます。初めて会ったのは蒸し暑い春でした。なんとなく町をぶらぶらしていると、「助けて。」とラウワンの中から聞こえたのです。お人好しな私はすぐさまかけつけ、声のする方に走っていきました。するとなんということでしょう。超絶美少女が閉じ込められていました。もちろん私は助けました。彼女を車で送って行こうと思い、助手席にのせ、家はどっちか聞きました。しかし返答はなし。そうか、帰る場所がないのか。仕方ない、一晩家に泊めてやろう。そう思いました。家についても歩かないので抱っこして私の家にいれました。彼女は変わっています。無口でシャイなのかと思えば、目があってもまったくそらすことをしません。まぁ助けた私に一目惚れでもしたと考えるのが妥当でしょう。彼女は翌日も、その翌日も帰ろうとはしません。ご飯も食べず、大人しくしています。ご飯も食べずにずっと立っている姿はまるでフィギュアのようでした。毎日世話をしたり会話（一方的な）をしたりするうちに私も彼女のことを好きになっていきました。俗に言う両思い（いちばんたのしいやつ）ですね。こんな毎日が続けばいいな。彼女とは一生を共にしたいな。そんな淡い期待をしていました。そして私は思い切って告白をしました。しかし返事はなし。そう、ふられたのです。気になって彼女の過去を調べたらロズワールと言う男が彼女の好きな人だと言うことがわかりました。くやしい。私は彼女にほんとに幸せになってほしい。そうおもい、諦めることにしました。そして最後に残された私の使命は、彼女をロズワールの家に届けることだと思いました。とても辛い決断でしたが、それが彼女の1番の幸せならそうさせてあげるのが男です。今までありがとう。絶対おまえをロズワールの家に届けるからな。と、いうこでうりまーーすこれはロズワール専用なので間違ってでも購入したら魔法で家吹き飛びます。ご了承ください。

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